計算
消費者金融等の貸金業者からお金を借りて、おおよそ5年以上の返済期間がある場合は、過払い金が発生している可能性が高くあります。
もちろん、借りた金額や何度も借りているという状況もあるかもしれません。
ですが、まずはとりあえず、過払い金があるかないかということを一度確認した方が、後々の返済を考えたうえでも、安心です。
このような、借りたお金に、利息制限法で定められている金利を上回る金利がかけられていないかどうかを計算することを、引き直し計算といいます。
この引き直し計算をしてみて、過払い金がもし発生しているという状況だとしたら、過払い金の返還請求が出来るという流れになっていきます。
この過払い金の有無をチェックする引き直し計算ですが、自分で手計算をするには、少し複雑な計算となっています。
現在では、インターネットで「過払い金 引き直し計算」等のキーワードを入力すれば、引き直し計算をしてくれるソフトもダウンロードできますし、もしくはホームページ上で必要事項を入力すれば自動で計算をしてくれるサイトもあります。
無料のものも、有料のものもありますが、まず過払い金の有無を確認してみたいというだけなら、無料のもので確かめてみるとよいでしょう。
過払い金の有無を確認し、もし過払い金が発生しているかもしれないという可能性があったら、再度有料のところなどで引き直し計算を正確にしてみて、実際の過払いがあるかどうかを確定すれば、確実です。
引き直し計算
引き直し計算は、過払い金等について書かれている書籍を購入し、それに付いてくる。
CD−ROMを参照して過払い金の有無を確認することもできます。
なお、これらの計算で必要な数字は、取引年月日と借入金額と返済金額の3つの数字です。もし延滞金が発生していたとしても、それは入力しないで計算します。
もし手計算をしてみたいという場合にも、パソコンを使えば、可能です。
ただし、いくつも式を立てることになるので、頭が混乱しないように整理しておくと、安心です。
手計算をする場合には、まず、①現在の利息がどれくらいの金額かを算出します。
これは、借入金×利息制限法で定められている上限の年利率÷365(うるう年の場合は366)×借りた当日から第1回目の返済日までの日数です。
②①で計算した利息+借入金額−第1回目の返済額を計算します。
この時点で、最初に借りた日から第1回目の返済日までの利息と、1回目の返済後の残り元本が算出されました。
③2回目以降の返済にあたっては、次からの式を使います。
利息=前回の返済後の残元金(②)×利息制限法で定められている上限の年利率÷365(うるう年の場合は366)×日数 ④残元本=利息(③)+前回の残元本−返済額 これは、返済後の残った元本の金額です。
ようするに、残元本=前回の残元本×利息制限法で定められている条件の年利率÷365×日数+前回の残元本−返済額、さらに簡単にするなら、残元本=利息+前回の残元本−返済額ということになります。
もし、追加融資を受けていたり、返済の延滞をしたことで延滞金がついたりすると、違う計算をさらに加えなければなりません。ただし、基本は上記の計算です。
この計算の結果の残元本とは、引き直し計算をした後の、正確な返済額となっています。
もし計算中に、残元本がマイナスになったとしたら、それは過払いということになります。
手計算はなかなか大変なので、やはり無料のソフトや書籍の購入による過払い金の有無の確認、つまりひき直し計算をすることをお勧めします。